日曜日、山越えをして有馬温泉に行った。芦屋川駅ではバスが出た直後だったので、タクシーで東お多福山登山口へ。東お多福山というのは六甲では珍しく笹原の、木陰のない山で、今ごろから春先にかけてが適期だ。日陰がないから夏はたまったものではない。東お多福山からだらだらと雨ケ峠に下り、そこからはかつて神戸の海と有馬を結んだ魚屋道(ととやみち)と呼ばれる道。本庄橋跡から七曲がりの急登を経て一軒茶屋へ。六甲の尾根を縦断する自動車道の通る場所だ。六甲最高峰を往復して、有馬に向かって下る。このあたりはいかにも昔の街道っぽい、平らかで幅の広い道だ。ここ数年、何度か一人で来た時、一軒茶屋から有馬への下りは、いつも白石谷に入っていたので、この道を歩くのはしばらくぶり。白石谷はちょっとした「沢下り」だから、小さな子供連れの今回は避けた。丁寧に巻き道を選んでいけばそれほど難しくはないのだが、白石谷への分岐点には、「熟達者向け、危険」と書かれた道標がある。久しぶりに歩いた魚屋道有馬側は、道標やベンチがずいぶん整備されていた。
今回は意外と若いカップルが山道を歩いているのが目に付いた。
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