"hišna gora Ljubljančanov" という言い回しをどう日本語にしようか、少し考えてしまった。「リュブリャーナの人々のホーム・マウンテン」という「日本語」も考えたのだが。
それはともかく、シュマルナ・ゴーラ Šmarna Gora というのはそういう山です。少し前、JMM の成田真巳さんの記事にも書かれていたけれど、リュブリャーナの人たちはほんとうによくここに登る。リュブリャーナの北西すぐ近く、標高669mの小さな山。ちょっと歩き慣れた人なら、登りに一時間もかからない。リュブリャーナ盆地から、北西のクラン Kranj やシュコフャ・ローカ Škofja Loka といった町までの間に広がる平野部の真ん中に、ぽこんと突き出している二子山。スロヴェニアの人々にとって、登山というのはスキーなどと並んで「国民的スポーツ」であるようなのだが、リュブリャーナという「都会」からは最も手軽に出かけられる山がここになる。成田さんも書かれている通り、早起きのスロヴェニア人は早朝から働き、3時頃にはとっとと仕事をやめて帰宅する人が多いが(実際その時刻、リュブリャーナ市内や周辺の道は渋滞する)、そうして平日の午後にここにやってくるケースも多いという。
ちょっと霞んでいるけれど、リュブリャーナの城山から望むシュマルナ・ゴーラ。空気が澄んでいれば、ずっと背後にトリグラウまで見えるはず。
9月下旬、一週間も雨が降り続いて、すっかり冷え込んだ後、この週末から久々によく晴れて暖かい日が続いている(とは言え、朝は霧が濃くて、11時頃にようやく晴れる)。日曜日、いまやリュブリャーナ人であるわれわれもこの hišna gora を見てこなければ、というので出かけた。


