Peter Handke: marec 2008アーカイブ

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シャンボール城。Wikipedia より
今やはるか昔、ドイツの大学に2年いた時のこと。ドイツ人のおっさん先生の専門の講義やゼミの気分転換に、それぞれネイティブのおねいさんが教えてくれるフランス語やスペイン語のクラスの方にはるかに熱心に出席した。(当時の日本では大学の語学の授業でネイティブが教えることはまだ決して多くはなかったが、ドイツというかヨーロッパではそれがすでに当たり前だった。必ずしもネイティブが教えりゃいいってもんでもないが...。)

初級か初級に毛の生えたぐらいのクラスだったはずだが、日本でもちょこちょこフランス語はかじっていたし、ドイツへ行ってからもASSIMIL(当時はまだカセットテープだ)などを使って少しは自分で勉強して、ときどきパリにも出かけていたから、先生にはそれなりにデキると見なされていたようだった。

そういえば、フランス語の期末テストで、あるドイツ人学生のあまりに大胆なカンニングに唖然とした。いや、ほとんど感動した。180度首を捩じって、真後ろの学生の答案を見ていたのだ。それがまた咎められもしなかった。日本の例えば今の勤務校では考えられない。

で、フランス語の先生(美しい人だった)に、あなたはデキるからフランスへ行ってフランス語やったらいいわよ、と言われてその気になり(まるで野原しんのすけである、うっほほーい)、二年間のドイツ滞在の最後は、ちょうど再統一に湧くドイツをさっさと離れて、フランスはアンボワーズ(ダ・ヴィンチの終の住み処だ)のフランス語学校へひと月行った。ホームステイ。

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