In vino veritas: maj 2008アーカイブ

Bernkasteler Graben日本のワイン業界にかかわっている人たちの中で、フランス語の分かる人の率は比較的高そうだが、ドイツ語はどうもダメなんじゃないかなという印象がある。(スロヴェニア語は言わずもがな。)

ワイン関連資格試験(ソムリエ/ワインアドバイザー/ワインエキスパート)の出題傾向でも、どうやらドイツ関連だけはかなり偏っていたようで、「ドイツに関する出題は長年、歴史と畑名(しかも日本語訳まで)という他国ではありえない形式で行われ」てきたという(『ワインの合格力 2006』美術出版社による。リンク先は2007年版)。実際、Sonnenuhr という畑の名前を訳させる(正解は「日時計」)ような、ばかばかしいと言えばばかばかしい問題が出題されたりしていたようだ。どちらかというとドイツ語をよく知らない人が、一生懸命それだけ覚え込んで解答するようなタイプの問題だと言える(解く側が当たり前にドイツ語の分かっている人ならば、問題として成立しない)。ただし近年はもう少しバランスのとれた問題になってきているという。

たぶんそうした事情の影響もあるのだろう、モーゼルワインというと、あちこちで話の種にされているのが、ベルンカステルの Doctor という畑。

    
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wachau.jpgオーストリアワインのことをあまりよく知らない。

1985年のワイン・スキャンダル(不凍液ジエチレングリコールの混入。ここの記述が詳しい)のイメージが、ぼくにはずっと強かった。その後厳しいワイン法が定められたようだし、考えてみればもう20年以上前の話ではないか。しかし数年前にも、ウィーン近郊のホイリゲのワインの品質はかなりひどいものだという記事を、どこか(たしかドイツ語の記事だったと思う)で読んだ記憶がある。

そんなわけで、オーストリアワインにはあまり関心を抱かずに来た。でも赤白のキャップシールの色で際立つオーストリアワインは、日本のワインショップでも、ときどき見かけるようになった。

オーストリアワインの公式ホームページ(日本語)。
オーストリアのワイン生産地域の見やすい地図もある。これらワイン生産地域が明確に分節されたのも、スキャンダルを受けた1986年のワイン法以降のことらしい。

    
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mondavi_fume_blanc.jpg「カリフォルニアワインの父」ロバート・モンダヴィが亡くなったそうだ。94歳。イタリア移民の2世。

ロバート・モンダヴィについては、輸入元のメルシャンのサイトでも色々と興味深い記事が読める。マルグリット夫人はスイス出身らしい。

ぼくは廉価シリーズの Wood Bridge (そこらのコンビニにも置いてある)しか飲んだことがない。Opus One なんか、飲んでみたいよなあ。

    
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