言葉というのは実際「使いよう」だ。外国語を学んでいて、こんなセリフ、使うかなあというようなつまらない文でも、やっぱり「使いよう」なのだ。そう思ったのは、学生時代、ボンの大学にいたときのこと。英語の I love you に対応するドイツ語が Ich liebe dich であることを知っている人は日本にも多いかと思う(わざわざ英語を引いたのは、対応する日本語がその「翻訳」以外にないからだ)。教室でも、まあきみたちがこのセリフをドイツ語で使う機会はあまりないかも、とか言いつつ教えたりするのだけれど、実はこれも使いようなのだ。

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