ぼくは Windows Vista という名前を最初に聞いた時、Windows に hasta la vista(バイバイ)、という意味だと思った。(Hasta la vista は、au revoir や auf Wiedersehen や 再见 と一緒で、本来は「また会うときまで」という意味ではあるが...。)と思っていたら、Appleは2006年のWWDCですでにこの洒落(?)を使っていたようだ。(画像も同所から)
書店のコンピュータ関連のコーナーに行くと、XP を快適に、あと10年使う、だの、そんなムックがやたらに並んでいる。考えられないことだ。
以下は、New York Times の記事に乗っかった独 Mac Life 誌の記事の受け売り。
Windows は肥大している、と New York Times が書いている。Windows のプログラム・ライブラリは身動きの取れないほどにふくれあがっている。最善の策は、プログラムを一から書き直すことだが、Vista はその機会を逃した。2010年に予定されている Windows 7 が次のチャンスだが、Bill Veghte は、先週、重要な顧客に対して送った書簡で、「これまでの顧客の投資を守るために、Windows 7 での変更は最小限にとどめる。コア・アーキテクチャは Vista に基づいたものになる」と表明してしまっている。しかし多くの専門家が、20年もの古い構造をサポートし続けているために、 Windows の質は必然的に落ちていく、と見ており、ラディカルな再出発が必要だとしている。
これに対して Apple は、古い遺産を切り捨てていくことに、比較的成功してきている。2001年に Mac OS X が導入され、それ以前の、17年にわたる古いシステムに置き換わった。2005年には、先の見えない PowerPC プラットフォームも切り捨てた。2009年に予定されている Mac OS X 10.6 Snow Leopard は、今一度、システムの古くなった構成部分を捨て、スリムで安定したシステムを目指すという。
ニューヨークタイムズは、アヴィ・テヴァニアンにインタビューして、マイクロソフトはAppleのような根本的な手段をとるべきなのではないかと訊ねている。テヴァニアンは旧 Mac OS から Mac OS X への移行に中心的な役割を果たした人物。彼の答えは、「そうかもしれない。しかしその勇気があるかどうか。われわれAppleは、当時、変わらざるを得なかった。生き残りの問題だったからね」。



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