6月に東大駒場で「スロヴェニア言語・文化シンポジウム」が行われます。
2002年だったかな、に続いて2回め。「スロヴェニア語文学の父プリーモシュ・トルーバルの生誕500周年およびスロヴェニアがEU議長国を勤める2008年を記念して」というサブタイトル(?)が付いています。
トルーバルは、プロテスタントの聖職者で、スロヴェニア語で初めて書物を書き、聖書のスロヴェニア語訳をやった人物。ルターの聖書ドイツ語訳の仕事と同じように、スロヴェニア語の原点と見なされているようです。そういうわけで、ハプスブルク治下にあったスロヴェニアは現在も圧倒的にカトリックであるにもかかわらず、宗教改革記念日は祝日だし、トルーバルもナショナルな偉人として扱われているわけです。この前まで使われていたトラル札、10トラル札には彼の肖像が入っていました。
2008年はトルーバルの年(The Year of Trubar 2008)として、様々なイベントがあちらこちらで行われるらしい。トルーバルが客死したドイツのテュービンゲンでも、記念行事があるようです。(でもここ↑のイベントカレンダーには駒場のやつは入っていないけど...。)
プログラムはこちら:スロヴェニア言語・文化シンポジウム プログラム
第一回のときもお招きいただいたのですが、錚々たる学者・研究者の方々のなかで、ぼくだけアマチュアみたいなもの。相変わらずスロヴェニア語はダメだし。言ってみればたんなるスロヴェニア・ファンです。まあ、そんな視点からでも、ひょっとしたら何か貢献できることもありえないではないと考えることにして、今回も末席を汚します。
ちなみに、Trubar の生家はリュブリャーナから28キロのラシツァ Rašica にあり、現在、トルーバル記念館になっているようです。
Ljubljana Tourism の Rašica に関するページ
Slovenia Info のトルーバル記念館に関するページ
トルーバル記念館 Trubarjeva domačija Rašica
tel. +386 (0)1 788 10 06



駐日大使が挨拶に来たり、リュブリャーナ大学から先生を招いたりと、結構大がかりな催しなんですね。
40分間のパネルディスカッションでは、あまり議論が盛り上がらないうちに終っちゃうかもしれませんが、一筋縄ではいかない「ファン」として、大いに「専門家」たちをうならせてきて下さい。
tsujigaku さん
> 結構大がかりな催しなんですね。
でも会場もおそらくそんなに大きくはない、来場者も決して多くはない、こじんまりしたものになるのではないかと思います。1回めがそうだった。で、それがいいんですよ。
> 一筋縄ではいかない「ファン」として
いやあ、そんな大それたことは…。でもありがとうございます。