日本では、若者のお行儀の悪いのは、みんなアメリカから入ってくることになっているが、ドイツもどうして、捨てたもの(?)ではない。地べたに座り込んで通行の邪魔をするとか、そのくらいのことは、ドイツも、日本に十年以上先立つ、立派なセンパイだった。

ところで、今では日本でもそこらじゅうで手に入るようになったHARIBOのクマちゃんのグミキャンディは、あまり知られていないかもしれないが、古くからのボンの名産品だ。HARIBOの商標からして、ハンス・リーゲル HAns RIegel 氏が BOnn で売り出したことにちなんでいる。ついでに言えば、グミというのはドイツ語でゴムのことだ。そこらへんの事情は日本の輸入元のページにも開陳されている。
株式会社リョーカジャパン|ハリボー
ボンの大学オケの弦パートでは、練習中に、そのグミキャンディの袋が回ってきたものだ。一つ二つ、口に放り込んでは、隣の奴に渡していく。エネルギー補給というよりは、腹塞ぎの意味が大きかったように思う。たぶん弦パートだけだっただろう。管楽器では、口に何か入れたまま演奏するという芸当はできない。
そのことをふと思い出して、先日、今やっているオケの弦分奏練習前に、近くのコンビニで、チョコフレークの小袋を買って、持っていった(HARIBOは置いていなかった)。練習指揮者がしゃべったり、他のパートが弾かされている間に、こいつを回そうと思ったのだが、お行儀のよいほとんどのメンバーに受け取りを拒否された。
そもそもこれが失敗であったのは、チョコフレークは口に入れて噛むと音を発するからだ。そうか、グミでなければならないのだ、と改めて認識した。うかつであった。
と同時に、日本人はまだまだ相変わらずお行儀がいいのだなあとも思い知ったのだった。この場合、メンバーの大半が、日本の大学オケで体育会的なしつけを受けてきているからでもあるかもしれない。



こんにちは!すっかり”お行儀悪く”なっちゃっております・・・。私は市場で買った林檎をその場でかじったりするのですが(老若男女やっていますよね)、日本に戻った際子供達がやはり同じ様に買いたての林檎をかじりたがり、その姿を見た友人に「日本ではいけないのよ。」(勿論私だってそう育ったんですけど)と、注意された事があります。
それにしても、弦楽器弾くのにチョコフレークはまずいのでは・・・?
t.fujiさんも日本ではやらないでしょう、きっと。(そもそも丸かじりできるようなリンゴが日本ではあまりないし。)言葉から言葉へ、お行儀から別のお行儀へ、システム間をさっと飛び移るのを楽しめればいいのだと思います。「郷に入りては」とか、「ローマにいる時は」という古めかしいことわざも、そういう楽しみを促しているものと考えると、少し面白くなる。
チョコフレークはまずかったです、はい。