郊外のスーパーやシュマルナゴーラに市バスで行く話などを書きながら、リュブリャーナの市バス LPP (Ljubljanski potniški promet) についてはこれまで特段の説明をしてこなかった。ということで、実用情報第二弾(苦笑)。

シンボルカラーは緑。センターはスロヴェニア通り Slovenska cesta の停留所 Bavarski dvor 近くの一角、奇妙な螺旋形の広告塔のある広場の南側にある。そこで緑色の表紙の小さく畳まれた路線図が手に入る。リュブリャーナで暮らすならこれは必須だろう。(ここにもあるが、なんと .swf ファイルだ。)
バスに乗るには、ジュトンという特別なコインを使う。

一円玉くらいの大きさ。žeton と呼ばれて、町中のキオスク trafika で手に入る。気候のいいときに出るチョポヴァ通りの中央郵便局前のみやげものの屋台でも売っている。緑色の八角形のステッカーが販売店の目印だ。

ジュトンにはリュブリャーナの市の紋章であるドラゴンが描かれている。一枚190トラル。これ一枚で、市内バスの路線で一乗りであれば、どれだけの区間でも乗れる。これを使わずに乗車して現金で払うと、300トラル取られる。このシステムはユーゴ時代以来の遺産だ。紙の回数券ではなくプリペイドカードでもなく、回収されて再利用されるところがむしろエコロジカルだと言えるかもしれない。
Dajte mi deset žetonov. ジュトンを10枚下さい。
車を持たずにちょこちょこ利用していると結構ジュトンがなくなる。長めの滞在であれば、定期券の利用を考えた方がいいかもしれない。これも路線内はどこからどこへでも乗れるらしい。通学用は4000トラル/月、一般用は7500トラル/月。 料金表はここ。ドイツやオーストリアのバスは、どの扉からも乗車できて、無賃乗車もやろうと思えばできてしまう。そして時々、途中の停留所から突然検札官が乗り込んできて、無賃乗車の乗客から法外な罰金を取る。だが、リュブリャーナのバスは、最前部の運転手のところからしか乗車できない(検札も見たことがない)。
時刻表は無いに等しい。停留所に貼ってあるのは、まるで暗号だ。だいたい何分間隔で来るかしか分からない。バス停で人が待っていたら、ああ、間もなく来るのかな、程度に考えるしかない。たいていの路線はかなりの頻度で走っている。

車両はたいていドイツ(MAN)製。国産らしいものは、まるで小学校の教室のようなベニヤの椅子で、バスがカーブするたびに、尻の軽量な私などはずるずる滑る。

とくに三本橋からスロヴェニア・ツーリスト・インフォメーションまでの通りは、何かというとイベントで通行止めになり、バスも迂回する。迂回 obvoz 情報も、上記 LPP サイトに掲載される。



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