スロヴェニア人は、自分たちの国の名前Slovenija、英語名Sloveniaにはloveが入っているんだ、という下らない地口が大好きです。なんでそこだけ英語なのよ? リュブリャーナ Ljubljana は「愛」 ljubezen に繋がっているんだ、という方が、これも語源的にはウソのようですが、まだマシかもしれない。
もっとも、スloveニアという駄洒落は、他の国名、地域名と混同されがちななかで、スロヴェニアの国名を認識してもらうための方便として有効かもしれないし、それを意識して使われているのかもしれません。
この元旦に日本大使館がようやく開設された首都リュブリャーナですが、日本側でのスロヴェニアの知名度はまだまだでしょうね。もっとも、日本に限らず、ヨーロッパの中でも、まだスロヴェニアとスロヴァキアとスラヴォニアを混同する人は多いようで、それは常々 The Glory of Carniola がネタにしている通りです。スロヴェニアの出版社が英語ドイツ語イタリア語などで出している『スロヴェニアQ&A』という本があって、その中でも、スロヴェニア、スロヴァキア、スラヴォニアがそれぞれ本当はどこなのか、解説したセクションがあります。この地図の黄色がスロヴァキア、赤がスラヴォニア(クロアチア北東部)、緑がスロヴェニア。

子供が、日本で通っていた小学校に絵はがきを出したら、先生がクラスの子供たちの返事をまとめて送ってくださいました(どうもありがとうございました)。子供たちの間違え方が面白い。小学二年生の場合、スロヴァキアなどは当然ながら出てこなくて、「ストロベニア」、「ストベニア」になるのです。どうもスロヴェニアが英語の苺と交配してしまっているらしい。馴染みがあって一番近い語彙なんでしょうね。




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