iTunes, iPod で外国語を学習する際の小さなヒント
Routledge の "Colloquial..." シリーズがそうなのだが、折角の音声CDのそれぞれのトラックの前後に、よけいなナレーションが入っていたりする。"Colloquial Slovene" で言えば、肝心なスロヴェニア語の前後に英語で解説や状況説明や単純な質問が入っていたりするのだ。英語以外の言語を学びながら英語も聴くのも少しはいいかもしれないけれど、繰り返し聴くにはこれはかなり邪魔になる。日本で出されている教材で、同様に日本語で余計なナレーションが入っているものも多い。たいていは奇妙に甲高い声のおねいさんに、おそらくはそれなりのギャラを払って、なぜわざわざ余計なものを付け加えるのだろう?(前に紹介した ASSIMIL シリーズのいいところの一つは、こういう余計なものがいっさいないことだ。)
そういう不要部分をカットするには、MP3 Trimmer のようなソフトで不要部分を消してしまうのも手だが、iTunes を使っている場合は、もっと簡単な方法がある。
iTunes で編集したいトラックを選択して「ファイル」メニューの「情報を見る」を選択、「オプション」タブの画面で、「開始時間」「停止時間」を指定してやればいいのだ。

これで前後の余計な部分は再生されなくなる。この機能のいいところは、開始停止の時間の指定が、そのまま iPod にも受け継がれる点だ。こうして、1曲リピートで繰り返し聴きつつ、shadowing をすれば、効果は大きい。
ときにはディクテーションもいい。それには、iTunes ではなく、NattaWorks の Listen&Type が便利。
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作者は日本人だが、値段は20USドル。好みのワープロ、エディタを最前面で打ちながら、音声が自由に再生・停止できる。QuickTime が対応しているフォーマットなら何でも使える。

図は、Jedit X とともに使っているところ。Jedit のウィンドウの上に、フローティング・ウィンドウとしてListen&Typeの再生ウィンドウが表示されている。初期状態ではshift+returnで再生/停止。そのほかにも、shift+space で一瞬だけ戻して聴き直したり、さまざまなキー操作が用意されている。これらのキーボードショートカットがエディタ、ワープロで使われていても、Listen&Typeはそれを乗っ取る。キーの組み合わせは変更できる。もちろん、iTunes で指定した開始/停止時間はこのソフトには受け継がれようがないが、繰り返し流して聴くのと違って、書き取りの場合には、それはあまり問題にはならないだろう。
(作者のサイトには「英語ディクテーション、テープおこしに」と書かれていて、英語以外目に入っていないのがちょっと残念だが、ソフトそのものは、もちろんナニ語であろうと関係なく使える。)