
プレシェレン広場に建てられたプレシェレンの銅像、その頭に桂冠をかぶせようとしてる女神が乳房をあらわにしていることで、建設当時は「スキャンダル」となったそうですが、いまではだれも何とも思わない。だからまあ、ブルダの銘醸、Šibau シーバウのこのラベルもほほえましいとでもいうところでしょうか。中身は、とても上質のカヴェルネ・ソヴィニョンです。
でも次のラベルは、ドイツ語の少し分かる人ならちょっとぎょっとするかもしれない。

Kindermacher というブランド。なぜかドイツ語。ぼくは最初「子づくり」ワインかと思ってしまった(僕だけ?)。
しかしどうもこれ、製造元の解説によると、飲む人を「こどもにしてしまう」という意味で付けられているらしい。このワインは殿方(あえて古い言葉を使っておきますが)を子供にしてしまう。それどころか賢者を馬鹿者にしてしまう、と、その昔の高名な学者、ヴァルヴァゾールがのたまったというのですね。もしかしたらそれも韜晦かもしれませんが。ヴィパーヴァ地方の蔵元で、Vipava 1894、Lanthieri、Kindermacher の三つのブランドで売り出しています。Kindermacher は少し安め、Lanthieri は少し高級品のシリーズらしい。後者の Merlot barrique などはとてもおいしい。
一番インパクトがあるのはこれかな。これはちょっとアブナいですね。

まじめに取るなら、この単純な線画で表現されているのはバッカス神あたりだということなのでしょう。しばらく前は、キレイだけれどもインパクトのないラベルだった(下図)このブランド、目を引くという点では成功しています。いや、ブルダのこの生産者は、赤も白も高品位なワインを造り出しているのであって、ラベルのインパクトだけのこけ脅かしではありません。
(出典)
さて、数日リュブリャーナを離れますので、このブログももしかしたら更新が滞るかもしれません。



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