チューリヒ日記が11月に入って復活していたのを記念して、こちらも8Pチーズネタ。

上の写真のズデンカ・ブランドの8Pチーズはお隣のクロアチア産。390トラル(230円)。クリームチーズ。スロヴェニアのスーパーではよく見かけます。ズデンカさんと思しき女性の絵柄、おそらく実在の人物の写真をもとにしたのでしょうが、美化しようという意志がまったく感じられないところがすごい。

おそらくこのブランドを売り出した亭主が惚れ込んだ奥さんで、きっと「気だての良い」人だったのでしょう。あばたもえくぼだったのだろうなと推測されます。しかしそんなこと知るかよという第三者にとってはあまり眺めていて気持ちのいい絵柄だとは思えない。
2006年1月15日追記:先日、リュブリャーナのスロヴェニア民俗博物館 Slovenski etnografski muzej
へ行ったら、過去のさまざまな時代のスロヴェニア家庭の台所を再現した特別展をやっていて、その中にこの「ズデンカ」ブランドの同様の製品の古いパッケージを発見しました。たしか1940年代を再現したコーナーだったと思います。変わっていないんですね。


対するスロヴェニア産競合製品は「スロヴェニア女 Slovenka 」ブランド。259トラル(150円)。すぐれたワインを造っているオルモージュの産。スロヴェニアの民俗衣装を着た女の子を描いた実に凡庸で当たり障りのないイラストが目印です。しかしこれもなんとも素人臭い。

味はどちらもオーケー。デザインはどちらにしてもあか抜けないと言えばあか抜けないのですが、明らかに「オリジナル」。よその国の風景を勝手に北欧に移転させてしまったりすることはない。それに、背後に明らかに「個人」の存在が感じられるところも、*印などとちがって安心感を与えるとも言えそうです。
数年前、東京で開かれた「スロヴェニア言語・文化シンポジウム」なるものに、バルカンやユーゴスラヴィアやスラヴ学の専門家の先生方にまじって、ひょんなことからパネリストとして参加してしまったのですが、そのとき、どのようにしてスロヴェニアにハマったのか、という素人ならでは(?)の話をさせてもらいました。すかさず、ユーゴ文学の大家、T先生から「女か?」と間の手が入り、このコロニアリストめ、とそのときは思ったものですが、実際スロヴェニアの女性には途方もなくキレイな人も多い。そういう意味では、この二つのイラスト(片方はクロアチアですが)は、もうちょっとなんとかならないかなあという気もします。



:D
この素敵なお嬢さん、30年後のお姿をぜひ拝見したいものです。上の奥さんみたいになるんでしょうかね。
「日記」はネタ切れ状態で、「復活」には程遠い。スイスのチーズは、クロアチアやスロヴェニア産のやつにデザインで負けてる。
まあ日本でスイスやスロヴェニアのネタを探すのは難しいでしょうね。 :-S このブログはその時は「リュブリャーナ日記」カテゴリがなくなるだけですけれども。