自慢ではないが、僕のスロヴェニア語能力は相当に貧困だ。このブログでスロヴェニアのことを語っても、英語やドイツ語の情報を元ネタにしていることが多いことはバレていると思う。情けない。基本的な語彙からして足りなさすぎることに気づいて、9月末から、山崎佳代子さんの『スロベニア語基礎1500語』(大学書林)をしっかり身につけることにした。それが似つかわしいぐらいに語彙力が貧しかったということだ。覚え始めると、町中で目にする単語でも、ああそうか、というものが覿面に増えていく。やはりそんなに効果があるほどに僕の元の語彙力が貧しかったということだが、この本の単語がよく選ばれたものであるということでもあるだろう。
覚えるのには、UniLingua というブレーメン(ドイツ)産のソフトを使う。
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まず『スロベニア語基礎1500語』の単語をせっせと入力していく。種本が ABC 順になっているので、そのまま、頭文字ごとにカテゴリを作って入力する。
ただし、入力する前に、辞書(スロヴェニア語-ドイツ語などの)と突き合わせて、単語のアクセントを確認し、本に記入しておく。『スロベニア語基礎1500語』には、残念ながらアクセントが記されていないのだ。スロヴェニア語ではアクセントの位置はかなり不規則で、アクセントをいっしょに身につけなければ、しゃべれやしないし、通じもしない。UniLingua には、(フランス語のアクサンのような表記体系の一部ではない)アクセント用の欄というものはないし、単語に直接付けてしまうと、スロヴェニア語を打ち込む練習がやりにくくなるので、特に記入しない。品詞や動詞の一人称現在の語尾などは、すべて "Additional Information" の欄に入れておく。
ちなみに、Mac のキーボードメニューには、スロヴェニア語配列というのもあるのだが、日本語など他の言語と切り替えながらちょこちょこ使うには、U.S. Extended というキーボード配列が便利だ。これだと、č, š, ž は、option+v のあとでそれぞれ c, s, z を打つ。
で、ひとまとまり入力したら、UniLingua をトレーニングモードに切り替える。トレーニングは、スロヴェニア語を提示させて日本語を答える方向でも使えるが、そうすると同義表現や漢字表記のぶれなどに対応しきれなくなるので、もっぱら日本語からスロヴェニア語を答える方向で使う。
このソフトのいいところの一つは、まったく任意の範囲の単語を選んで練習できることだ。『スロベニア語基礎1500語』の A や C の項目は単語数が少ないから、ひとまずそれぞれの項目ごとに練習すればいい。ところが B の項には45語ぐらいある。だから最初はその中でさらに範囲を区切って、1/3か1/2ぐらいずつ練習する。リストで、選択したい範囲の最初の単語をクリックし、最後の単語を Shift-クリックする。command-クリックでとびとびに選択することもできる。このあたりは Mac 標準の動作に従っている。
"Training" ボタンをクリックすると、簡単な設定シートが出て、どちらの言語を問うのか、まだ練習したことのない単語を最初にスライドショーで提示するかどうか、練習は順番通りかランダムか、"iTrain" 方式か、などが選択できる。iTrain 方式を選ぶと、間違えた単語が多く繰り返して出題される。1回のトレーニング時間も好きに設定することができる。
この UniLingua には、それぞれの単語に画像を付けることもできて、これが意外に楽しいし役立つことに気づいた。そのことについてはまた改めて。



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