前のエントリで書いたように、UniLingua は、それぞれの単語に画像を付けることができる。画像はネット上から Google のイメージ検索で拾ってくる。Safari で Google のサイトに行けばいいのだが、それよりも Beholder を使う方が速くて便利だ。Lite 版はフリー。アイコンがあまり趣味のいいものではないけれど、それには「目をつぶる」。
画像は Beholder Lite で brisača (タオル)を検索した結果。
Google 検索ではユニコードが使えるはずだけれど、Beholder ではなぜか通らない。で、"brisaca" と入力している。まあ支障はない。左のサムネイルをダブルクリックすると、元画像がフルサイズで表示されるので、それをデスクトップに保存。たまにうまく表示されないときは、右下の URL をクリックすると、その画像のあるサイトが Safari で開く。
追記:Beholder Lite でユニコードが通るようにするには、Preferences...→Engines で、Google を選び、Edit ボタンを押して設定編集画面を出す。その Query-Postfix のフィールドが "&ie=ISO-8859-1&hl=en" となっているのを "&ie=UTF-8&hl=en" と書き換えさえすればよい。...ということに最近気づいた。これで日本語でもスロヴェニア語でも通る。
保存した画像を、UniLingua に取り込む。単語リストから該当項目を選んで、Edit Word ボタンで編集画面を出す。その右下の画像用フィールドに画像をドラッグ&ドロップするか、その下の choose... ボタンを押して画像を選択する。
こうして、データを入れておいて、トレーニングモードに入ったときの画面が次の画像。下のフィールドに、この場合なら "brisača" と答えを打ち込んで、リターンキーを押していくわけだ。すると日本語にかわって正解のスロヴェニア語が中央に大きく表示される。正解すればその上に緑のチェックマークが、間違えば青の×印が、表示され、その下には正答率が出る。トレーニングモードを終えてデータベースモードに戻ると、リストの単語ごとに、じゅうぶん学習できているかどうかを評価した棒グラフが出る。
ところで、ネット上の画像にはさまざまなフォーマット、さまざまな解像度のものがある。UniLingua はネットで普通使われるフォーマットのたいていのもの(JPEG, GIF, PNG など)はそのまま受け付けるが、解像度によっては、UniLingua での表示が異様に小さくなってしまったりする。Mac 標準の 72ppi に変換してやればいいのだが、それをやるのに、最初、Mac での画像処理の定番、GraphicConverter で画像をいちいち開いて、Picture メニュー→ Resolution... を選択して、垂直解像度・水平解像度をこれまたいちいち 72 と入力するということをやっていた。(resample のチェックははずしておく。)面倒なので、こんなお手軽 AppleScript を書く。(GC のサイトのスクリプトサンプル、Rotate 90 degree を少しいじっただけだ。)
追記(2005年12月8日):Unilingua は、すべての画像をホームフォルダのライブラリ/Application Support/UniLingua/images/にTIFFファイルとして保存するのだが、大サイズの画像もそのまま取り込み、UniLingua上では縮小表示する。これだと無駄に容量を食うことになるので、解像度変更と同時に画像サイズを縮小するコードを追加する。下のコードでは、解像度を72ppiにするとともに、画像の長辺が300px以上かどうかを調べ、そうであればそれが300px(もう少し小さくしてもいいかもしれない)になるように縦横比を保って縮小する。(エラー処理も何も施していない。ご利用は自己責任でどうぞ。)
on open fileList
change_resolution_and_size(fileList) of me
end open
on change_resolution_and_size(fileList)
tell application "GraphicConverter"
activate
repeat with imageFile in fileList
open imageFile --as alias
--imageFileの情報を取得し、長い辺が300pxより大きければそれが300pxになるようにプロポーショナルに縮小する。
set the_info to get file imageinfo of (imageFile as alias)
if (item 1 of the_info as integer) > (item 2 of the_info as integer) then
set new_scale to (300 / (item 1 of the_info))
else
set new_scale to (300 / (item 2 of the_info))
end if
if new_scale < 1 then
scale window 1 horizontal new_scale vertical new_scale algorithm 3
save window 1
end if
--imageFileの解像度を縦横72ppiに変更する。
change resolution window 1 to {72, 72} without resample
save window 1
close window 1
end repeat
end tell
end change_resolution_and_size
これをドロップレットとしてデスクトップ上に保存する。
GraphicConverter を起動しておいて、このドロップレットのアイコンに、Beholder で落としてきた画像をドラッグ&ドロップしてやれば、それだけで GraphicConverter が解像度を 72ppi に瞬時に変換してくれる。そのあとで、UniLingua に取り込んでやればよい。
ただの道具立てに関するたいしたことでもないテクニカルな話が長くなってしまった。こうして語彙学習に画像を使うことのさまざまなメリットについてはまた改めて書くことにする。



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