リュブリャーナで Mac その4(ルータ購入)

リュブリャーナの Mac ショップで PowerBook のハードディスク換装をやった件に話を戻す。月曜日に初めて店に行った。店内は一つの大きな空間で、がらんとした中に、カウンターというか長いテーブルがあって、その向こうに3人のスタッフがそれぞれの Mac に向かって座っていた。こちら側には応接セットが一組、壁際には小さなショーケースがいくつか並んでいるけれども、iPod アクセサリぐらいしか置いていない。真ん中に iBook が展示されていた。3人の一番左側の、笑顔が気弱な女性に、2.5インチのハードディスクはあるかと尋ねると、明朝に入ると言う。注文することにして、ここで PowerBook のハードディスク換装作業を依頼したら手数料はいくらかと尋ねると、8000トラルだかの答え。それなら自分でやろう。ただ、普通のドライバー(ねじ回し)は持っているが、トルクスドライバーが必要なはずだ、それはこちらで売っているか、と尋ねると、販売はしていないが、貸してあげることはできるという。では貸してもらうことにしよう、ということで、その日は帰った。

いや、手ぶらで帰ったのではなくて、ルータを購入して帰った。Digitus というメーカーの台湾製 DN-11005-N という製品。前に書いたように、日本で自宅サーバに使っていた Mac mini に、こちらでキーボードとモニタを足してあったのだが、これには AirMac カードを入れていなかった。ネット接続なしのスタンドアローン。

今の住居はケーブルモデム。それに AirMac Express が繋いであって、それで僕の PowerBook と家内の iBook がネットにアクセスできるようにしてあった。

このケーブルモデムのタコなところは、ルータ機能が付いていない点だ。そう言えば、tsujigaku さんもチューリッヒで同じような目に遭った話を書いていたっけ。ヨーロッパの ISP の ADSL モデムやケーブルモデムは、これが標準なのかもしれない。何ともユーザーフレンドリーであるとはいいがたい標準だが。その上、ISP 側はこちらの機器の MAC アドレスで接続管理をしていて、つまりAirMac Express の MAC アドレスが向こうに登録されている以上、Mac mini を臨時に直接有線でネットに繋ぐこともできない。PowerBook のハードディスクが死んだとき、その AirMac カードをこの Mac mini に移植することも考えたのだが、特殊なアダプタというか Mezzanin カードを噛ませないと Mac mini に AirMac カードを取り付けることはできないと知って諦めた。

それで、ルータを買ってきた。ルータの MAC アドレスをケーブル会社に通知して、登録アドレスを変更してもらわなければならないかなと思っていたら、このルータには MAC アドレスを詐称(というと聞こえが悪いが)する機能がついていたので、AirMac Express のアドレスを名乗るようにさせて、一件落着。ルータに AirMac Express と Mac mini を繋いで、AirMac 経由の家人の iBook も、有線接続の Mac mini も、どちらもネットを使えるようになった。

これで、死んだ PowerBook のかわりに Mac mini を仕事に使うことにしてもよかったのだが、実は居間に置いてモニタとマウスを繋いで以来、しばしば子供のゲームマシンと化しているし、大学などに持ち運べないのは都合が悪い。それで、やっぱり PowerBook の開腹手術をすることにした。

今回も結局 PowerBook を復活させる話に行き着かなくなってしまった。続きは次回…。

    
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コメント(2)

チューリヒで似たような目に遭ったtsujigakuです。
なんか、顧客サービスっていう基本的感覚が、ヨーロッパでは
抜け落ちている感じがする。ユーザーの立場を考えて商品を用意
していないっつーか。

いっとき全然BLOG更新がないので、またご病気かしら、と思って
おりましたが、開腹手術を必要としたのは今回はご自身ではなく
Macだったのですね。臓器移植ですか......。

パソコンは、なぜか外国に行ったとき(=アフターサービスが
悲惨な土地に行ったとき)に故障する法則があるようで。
似たよな話、外国生活者のBLOGで時々お目にかかりますし。
そういう戦略なんですかね。

でも、開腹手術の話を読んで感動しました。
あぁ、そこまで出来る方なんだな、と。
私なんぞ、とてもそこまでの技術はございませんし。


tsujigaku さん、「お見舞い」ありがとうございます。
そうなんですよね、数年前、ボンに滞在したときは、腸捻転でひっくりかえって、僕自身が開腹手術をされてしまった。PowerBook は身代わりかもしれませんね。

バラしは、厄介ではありますが、懇切丁寧なマニュアルがネット上で公開されているので、順にやっていけばいいだけだとは言えます。医学の学位は必要ありませんし。tsujigaku さんの iBook は、バラしははるかに難しいですね。

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このページは、takuyaがoktober 20, 2005 5:55 AMに書いたブログ記事です。

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