DICTatoro は、DICT (RFC 2229) サーバをローカルのMac内で立ち上げて利用してしまおうというパッケージ。Mac が OS X になったときからこれは可能だったのだが、DICTatoroのおかげで恐ろしく簡単になった。.pkg ファイルだから、ダウンロードしてダブルクリックするだけでセットアップが完了する。約32MBある。

同梱されている辞書データは、
英語辞典:
- WordNet 2.0
- GCIDE 0.44 (the GNU Collaborative Int'l Dictionary of English)
IT 辞典:
- VERA 1.9 - Virtual Entity of Relevant Acronyms
- The Jargon File 4.3.1
- FOLDOC - the Free Online Dictionary of Computing
二カ国語辞典;
- The Freedict.de English-Latin Dictionary
- The Freedict.de Latin-English Dictionary
その他:
- The Elements Database (chemistry)
- The CIA World Factbook 2002
- Hitchcock's Bible Names Dictionary (late 1800's)
- Easton's 1897 Bible Dictionary
- The Devil's Dictionary by Ambrose Bierce (humor)
で、これらはDICTサーバが標準的に備えている辞書だ。ビアスの『悪魔の辞典』まで入っているところがちょっと楽しい。
もちろん、DICT用のデータをThe Internet Dictionary Project、Freedictなどからダウンロードしてさらに付け加えることもできる(のだろう...まだじゅうぶんに試せていない)。
インストールすると、起動項目に DICT サーバが付け加えられる。任意にサーバを止めたりスタートしたりするためのスクリプト('start JDictd', 'stop JDictd')がアプリケーションフォルダの DICTatoro フォルダに、マニュアルやアンインストールスクリプトとともにインストールされる。 これらのスクリプトはふだんは使う必要はないが、ダブルクリックすればターミナルがたちあがって実行される。
クライアントソフトは付属せず、OmniDictionary (フリーウェア)の利用が推奨されている。(OmniDictionary をローカルの DICT サーバを使うように設定するファイルも(すでにOmniDictionary の初期設定ファイルが存在していなければ) DICTatoro パッケージによって同時にインストールされる。)



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