このweblogの "German Cinema" というカテゴリーでは、まだ日本では公開されていないドイツ映画を中心に紹介している。ドイツ版の DVD なら手に入るという作品がほとんどだ。amazon.de は、CD-ROM 類は国外に売ってくれないが、音楽 CD や映画の DVD なら OK。

日本国内で発売になったドイツ映画の DVD については、こちらが充実している。
ドイツ映画/ドイツ語映画データベース
僕にとっても、へえ、こんなの日本国内で出ていたんだ、という DVD がたくさん紹介されている。
あるいはここ。やはり日本版が出ているものが中心。
ドイツ映画情報
非常に丹念に集められている。ただし、固有名詞などのカタカナへの音訳には少し変なところがある。
海外版の DVD について、ここで念のために記しておくと、市販 DVD には、まず映像方式で NTSC と PAL の二つがある。NTSC は日本やアメリカ、PALはヨーロッパなどだ。この違いはVHSのときからある。ビデオテープは、アメリカで販売されているものは日本のプレイヤーで見られるけれど、ヨーロッパで販売されているビデオテープを日本の通常のビデオデッキで見ることはできない。
DVD には、この映像方式の違いに加えて、地域(リージョン)コードなる厄介なものが加わる。世界をいくつかのゾーンに分け、それぞれの地域に番号を割り振り、その番号が DVD ソフトと、DVDプレイヤーで一致しないと再生できないのだ。アメリカの地域コードは1、日本やヨーロッパの地域コードは2。地域コード1のDVDは、地域コード2のDVDプレイヤーでは再生できない。
そういうわけで、アメリカの DVD は映像方式は NTSC である点は○だけれど、地域コードが1だから結局×。
ヨーロッパの DVD は、地域コードはありがたいことに日本と同じ2で○だけれど、映像方式が PAL だから×。
つまりどちらも通常の日本国内向け家電DVDプレイヤーでは見られない。
では抜け道はないのか、というとそんなことはない。少なくともヨーロッパの DVD に関しては。
PAL だろうと NTSC だろうと、地域コードがなんだろうと見られてしまうプレイヤーも、ネット上で堂々と売られているのだが、ここでは紹介できない。それは置いておいて、実は DVD ドライブのついた Mac や PC では、PAL だろうが NTSC だろうが関係なく見ることができる。問題は地域コードだが、上記のように、ヨーロッパと日本の地域コードは同じ2だから、何ら差し支えない。地域コードが2とは違ったらどうかというと(PC の事情はよく知らないが)、Mac の場合、5回までは切り替えて使うことができるようになっている。それ以降は切り替えることはできなくなる。だから、日本国内で購入した Mac でも、地域コードを1専用にしてしまって、それでアメリカの DVD を見るということは可能なわけだ。そして、繰り返しになるが、ヨーロッパの DVD に限るなら、Mac 上で観るぶんには何の問題もないのだ。12インチの PowerBook では映画を観るには小さすぎる、というのなら、PowerBook を手持ちのテレビに繋げばいい。



いやいや、タメになる記事、面白い記事がマシンガンのように連発されてますね。しかし、Bern-> Bonn-> Murbach と来て、合間に「ヨーロッパのDVD」となると、この人いったいどこに住んでるの?と読み手が混乱しそう。
どうも。地理的にはともかく、最初、ドイツの新しい映画の紹介を始めたつもりだったのに、いつのまにかカテゴリが増えて、内容的にも訳の分からない blog になってしまいました。長い記事が多いのは、以前に書いてあったものを順次放り込んでいるからですが。
まあよろしくおつきあいください。